「クラクションがどうしても苦手、、」
「あの人の声のトーンが低いのって、もしかして僕のせい、、?」
そんなふうに感じたこと、あなたにもありませんか?
HSP(繊細さん)の特徴のひとつに「音に敏感」という気質があります。
実は、同じような悩みを抱えているのは、あなただけではありません。
この記事では、僕自身の実体験を交えながら、共感できる“あるある”15個と、簡単にできる対策をご紹介します。
ぜひ、最後まで読んでみてくださいね!
第1章 はじめに
まずは、HSPについて簡単に解説します。
HSPとは、「Highly Sensitive Person(ハイリー・センシティブ・パーソン)」の略で、日本語では「とても敏感な人」「繊細な人」と訳されます。
ざっくり言えば、「感受性が高く、周囲の刺激に敏感に反応してしまう人」のことです。
HSPについて詳しく知りたい方は、下記リンクの記事も参考にしてみてくださいね!
HSPの特徴のひとつに、「五感に敏感」というものがあります。
目や耳などから入ってくる情報に過敏に反応してしまい、日常生活でストレスを感じやすい傾向があります。
今回は、その中でも「音」の刺激に注目して解説していきます。
「この悩み、自分だけなのかも…」と感じているそこのあなた。
もしかしたら、それはHSPの特性かもしれません。
僕と同じような感覚を持っているかもしれません。
一緒に見ていきましょう!
音以外の刺激”あるある”も紹介していますので、下記リンクの記事を参考にしてみてくださいね!
第2章 共有したい”あるある”15選
この章では、音に敏感なHSPのあるあるをご紹介します。
なお、ここでお伝えするのは僕個人が感じているものなので、すべてのHSPの方に当てはまるわけではありません。
「へぇ、そんな人もいるんだな〜」くらいの気軽な気持ちで、楽しみながら読んでもらえたら嬉しいです!
1.気になる音
2.人の発する音が苦手
1.気になる音
- 工事現場の音
- 怒鳴り声や大きな声
- 車のクラクション
- ドアを強く閉める音
- 足音
- ため息
- 咀嚼音
- 食器の音
- 周囲のざわざわ音
- 咳払い
- 電話、インターホン、アラームなどのコール音
- テレビをつけっぱなしにしている音
- 会話中の周囲の音
- 店員が食器を置く音
- カフェや飲食店でのBGM
「ランダムでなり続ける音」「突然なる音」「いくつもの音が混ざり合った音」が苦手です。
特に、突然なる音には、過剰にびっくりしてしまい、どっと疲れてしまいます。
大きな音じゃなくても体が反応してしまうので、知らず知らずのうちにストレスが溜まっています。
また、人の声やBGMなどのいくつもの音が混ざり合った音も苦手です。
音が複雑になり、頭の中で処理しきれなくて、ぼーっとしてしましまうことがあります。
電車の中や飲み会など、ざわざわした空間は、音の複雑さの影響で、体にかなりの負担を感じています。
足音は基本的に苦手ではありません。
ですが、職場にいるときはなぜか気になってしまいます。
自分の席の後ろを誰かが通ると、つい足音に意識が向いてしまい、作業が手につかなくなることもあります。
でも、そのおかげなのか、足音を聞くだけで「誰が通ったのか」がだいたいわかるようになってしまいました(笑)
2.人の発する音が苦手
私は、人が動いたときの音や声のトーンから、その人の感情や状況を無意識に読み取ろうとしてしまいます。
たとえば、挨拶の声が小さいとか、昨日より声に元気がない、いつもより口数が少ないなど。
そんなほんの些細な変化から、「もしかして何かあったのかな」と考えてしまうんです。
しかも、想像することのほとんどが、自分にとって悪いことばかり。
「何か怒らせるようなことしちゃったかな?」
「あの発言、よくなかったのかも……」
といった具合に、すぐに自分のせいだと考えて不安になり、気持ちが沈んでしまいます。
相手は、ただその一瞬だけ声のトーンが低かったり、体調が良くなかったりするだけかもしれないのに、私はひとりで思考がぐるぐる回ってしまうんですよね。
第3章 簡単にできる対策
集中したいときに便利なのは、やっぱり「イヤホン」と「耳栓」です!
最近では「ノイズキャンセリング機能」が付いたイヤホンもあり、周囲の音をできるだけカットしてくれます。
他にも、足音が気になる場合はフロアマットを敷く、ドアが強く閉まる音にはドアストッパーをつけるなどの方法があります。
身のまわりの音対策として、手軽に取り入れられるのでおすすめです。
ただ、一番やっかいなのが職場で気になる音。
さすがに職場では、イヤホンや耳栓をつけるわけにもいかず、フロアマットやドアストッパーも勝手に置けませんよね。
そんなとき、僕は頭の中で歌うようにしています。
もちろん、実際に声を出してしまうと怒られるし、変な人だと思われてしまうので注意です!!
声には出さず、「頭の中」で歌うのがポイントです。
ぜひ、試してみてください!
くれぐれも声が出ないように注意してくださいね(笑)
第4章 まとめ
いかがだったでしょうか?
今回ご紹介した「音の刺激あるある」、共感できるものはあったでしょうか?
この記事であなたに伝えたいポイントを、以下にまとめてみました。
- HSPには、「音に敏感」という特徴がある
- 僕は、「ランダムでなり続ける音」「突然なる音」「混ざり合った音」が特に苦手
- 人の声やBGMなどの複数の音が混ざり合った空間は、いるだけでどっと疲れる
- 声のトーンや動く音から、その人の感情や状況を無意識に読み取ろうとしてしまう
- 読み取った結果、いつも自分に悪い結果ばかり想像して、気分が沈む
- 対策は「イヤホン」と「耳栓」を使うのがおすすめ
- 職場での音が気になる場合は、頭の中で歌うのが効果的(声は出さないでね!)
僕は、五感の中でも「音」が一番、生きづらさに直結しています。
僕が実際に感じている、「音による生きづらさ」が以下のようなものです。
- 音が気になって集中できない
- 過剰に反応して、体に疲れる
- 会話中も周りの音が気になり、話に集中できない
- 音から悪い結果を想像してしまい、気分が落ちる
これだけでも、相当な生きづらさを感じていることが伝わるかなと思います。
「気になる」と一言で言っても、気になるレベルは人によって全然違います。
気になるけど無視できるレベルなのか、気になって何も手につかないレベルなのか。
僕が感じている”あるある”にただ共感するのではなく、自分は「どれくらい共感できるのか」も考えてみてください。
気になるレベルを把握することで、視野が広がり、自分に合った対策も見つかると思います。
そして、この悩みはあなただけのものではありません。
たくさんの人が同じように、音の刺激に悩んでいます。
もし「私も同じ!」と感じたら、ぜひSNSで気軽にシェアしてみてくださいね!
「#シェアらし」のハッシュタグをつけて投稿してもらえたら、僕もチェックしに行きます!
自分の悩みと向き合いながら、少しずつ心地いい毎日を作っていきましょう。
最後まで読んでいただき、本当にありがとうございます。
この記事を読んで感じたことやご意見があれば、ぜひお気軽にコメントで教えてくださいね!
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