人間関係が難しいと悩んでいるあなたへ。ACの特徴と実体験を紹介

「人付き合いが難しい、、、」
「気持ちの伝え方が分からない、、、」

そんなふうに、人間関係に悩んでいませんか?

実は僕も、昔から人と接するのが苦手で、どうすればうまく関わっていけるのか、ずっと悩んできました。

でも、どんなに避けたくても、人とのつながりは生きていくうえで欠かせないものです。
むしろ僕は、良い人間関係さえ築ければ、生きづらさの多くは軽くなるんじゃないかとさえ感じています。

この記事では、アダルトチルドレン(AC)の特徴と、人間関係が難しいと感じる原因、そして僕自身の実体験を、わかりやすく紹介します。

あなたの心が少しでもラクになり、良い人間関係を築くヒントが見つかればうれしいです。
ぜひ最後まで読んでみてくださいね!

第1章 はじめに

まずは、ACについて簡単に解説します。

AC(アダルトチルドレン)とは、「機能不全家族のような環境で育ち、心に傷を抱えたまま大人になった人」を指す言葉です。
自己肯定感をうまく育めないため、大人になってからも自尊心が低く、人間関係で上手く自分を表現できなくなる傾向があります。

AC機能不全家族について詳しく解説している記事もありますので、下記リンクから読んでみてくださいね!

ACの人には、「人間関係が難しい」と感じやすい特徴があります。

それは、育ってきた家庭環境の影響によるものが大きいといわれています。
たとえば、相手の顔色をうかがってしまったり、過剰に期待や警戒をしたりして、自然な関係を築くのが難しくなることがあります。

さらに、「自己肯定感の低さ」や「共依存傾向」が原因で、人間関係で無理をしてしまい、疲れてしまう…ということも少なくありません。
その結果、人付き合いが長続きしなかったり、人間関係がしんどく感じてしまいがちなんです。

では、どうしてACの方は「人間関係が難しい」と感じてしまうのでしょうか?
その原因について、次の章でわかりやすく解説していきます。
さっそく一緒に見ていきましょう!

第2章 なぜ人間関係が難しいのか?

人間関係が難しいと感じるのは、子どもの頃に人付き合いの基礎を学ぶ機会が少なかったからだといわれています。

本来なら、子どもは成長の過程で、親との関わりや親同士の会話を通じて、人との接し方や感情の伝え方を自然と身につけていきます。
親の言葉や態度、自分への接し方から、少しずつ「人とどう関わればいいのか」を学んでいくのです。

しかし、「機能不全家族」には家族としての機能が失われており、そうした人間関係の基本を学ぶ場が少ない傾向にあります。

その結果、「人間関係は難しいものだ」「人と関わるのが怖い」と感じるようになってしまいます。

第3章 人間関係のここが難しい!

1.距離感が難しい

自分にとって心地いい距離感が、いまだによくわかりません。

承認欲求が強いので、
「嫌いな人以外、みんなから好かれたい。だけど、相手にも同じくらい自分を思ってほしい」
そんな気持ちがあります。

でも、自分の気持ちを相手に素直に伝えられる自信もなくて、どうしても相手に合わせた距離感になってしまうんです。
その結果、仲良くなりたいと思っている相手でもなかなか近づけず、気づけば疎遠になってしまうことがよくあります。

逆に、距離を取るの苦手なので、苦手な人や嫌いな人が近づいてきても、うまく断ることができません。
気がつくと、相手のペースに巻き込まれてしまうんです。

不思議なことに、好きな人とは距離を縮められないのに、苦手な人との距離はなぜか縮まってしまうんですよね…(笑)

2.警戒してしまう

僕は人を信じるのが苦手で、いつもどこかで警戒心を抱いてしまいます。

「どうせ、いつか裏切られるんじゃないか」
「本当は僕のこと、嫌いなんじゃないか」

そんな思いが、どうしても頭の中から離れません。
もちろん、仲良くなりたい気持ちはあるんです。
でも、こうした不安が邪魔をして、あと一歩が踏み出せなくなることが多いんです。

たとえば、遊びに誘って断られたとき。
ただ予定が入っていただけかもしれないし、急に体調が悪くなっただけかもしれない。

それなのに僕は、
やっぱり僕とは遊びたくないのかも
と考えてしまい、それ以上自分から距離を縮めるのが怖くなります。

「これ以上近づこうとしたら、もっと嫌われてしまうんじゃないか」
そんな不安が頭をよぎってしまうんです。
とにかく、嫌われるのが怖い…。

3.期待してしまう

承認欲求が強いこともあり、相手に期待してしまうのもACの特徴のひとつです。

「きっと、この人は僕を信頼してくれている」
「いつも遊びに誘ってくれるあの人は、僕のことを友達だと思ってくれているはず」

そんなふうに、自分を特別に思ってくれているんじゃないかと期待してしまうんです。
表面では警戒していても、心のどこかでは「そうだったらいいな」と思っているんですよね。

たとえ誘いを断られても、自分から離れないのは、その人との関係を完全に諦めきれないからです。
期待が残っているぶん、なかなか距離を置けません。
その微妙な距離感がまた、生きづらさを感じるんですけどね、、、

そしてこの性格のせいで、相手の期待に応えようと無理をしてしまい、人間関係に疲れてしまうことも多いんです。

第4章 まとめ

いかがだったでしょうか?
今回ご紹介した「人間関係の難しさ」、共感できるものはあったでしょうか?

この記事であなたに伝えたいポイントを、以下にまとめてみました。

  • ACの人は、人間関係が難しい、と感じる傾向がある
  • 子どもの頃の家庭環境が原因
  • 難しさ① 距離感が難しい
  • 難しさ② 警戒してしまう
  • 難しさ③ 期待してしまう

人間関係の難しさは、そのまま「生きづらさ」に直結します。
どこにいても、何をしていても、人と関わることは避けられません。

特に職場では、僕は「良い人間関係を築けるかどうかがすべて」と言ってもいいと思っています。
仕事で辛いことやうまくいかないことがあっても、信頼できる人間関係があれば乗り越えられるものです。
逆に、人間関係がうまくいっていないと、たとえ仕事が順調でも心が苦しくなってしまいます。

だからこそ、人間関係を良くすることは、最終的に人生の豊かさにもつながるんです。

そして、一番大切なのは「無理をしないこと」。
自分を犠牲にしてまで相手に合わせても、相手が自分の期待どおりに応えてくれるとは限りません。

無理のない範囲で、自分の気持ちを少しずつ表現していくこと。
それが、無理なく長く付き合える関係を築くコツです。

最後まで読んでいただき、本当にありがとうございます。
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