「生きづらさの原因が分からない、、、」
「自分と向き合うきっかけが欲しい」
そんなふうに、悩んでいませんか?
「自分だけなのかもしれない」と感じるその気持ち、実は同じように感じている人も少なくありません。
実際に、僕も同じように感じているうちの一人です。
しかし、アダルトチルドレンという言葉は知っていても、自分がそうなのか、どう生きづらさにつながっているのか、具体的に理解できていない人も多いんです。
この記事では、「生きづらさ」について、アダルトチルドレンの特徴を、僕の実体験も交えて分かりやすく解説していきます。
ぜひ、最後まで読んでみてくださいね!
第1章 はじめに
まずは、ACについて簡単に解説します。
AC(アダルトチルドレン)とは、「機能不全家族のような環境で育ち、心に傷を抱えたまま大人になった人」を指す言葉です。
自己肯定感をうまく育めないため、大人になってからも自尊心が低く、人間関係で上手く自分を表現できなくなる傾向があります。
ACや機能不全家族について詳しく解説している記事もありますので、下記リンクから読んでみてくださいね!
ACの人には、主に次の3つの特徴があります。
- 自己肯定感が低い
- 共依存になりやすい
- 人間関係が難しい
僕の生きづらさは、この3つが大きく影響しています。
それぞれの特徴には、どんな傾向があるのでしょうか。
その具体例を、僕の実体験からご紹介します。
それぞれの特徴については、別の記事でも詳しく解説していますので、記事内のリンクから読んでみてくださいね。
それでは、一緒に見ていきましょう!
第2章 僕の実体験まとめ
1.自己肯定感が低い
アダルトチルドレン(AC)の一番の特徴は、「自己肯定感が低い」ことです。
実は、他の2つの特徴も、この自己肯定感の低さが原因で生まれているんです。
ここで、僕自身の実体験を3つご紹介します。
①承認欲求が強い
褒められたり、感謝されたりすると、とても嬉しい。
「自分のことを認めてもらえた」と感じるんです。
自分を認めてもらうために、つい無理をしてでも相手の役に立とうと頑張ります。
感謝されることで、自分の存在価値を確認できるんです。
でも、いざ褒められたり、感謝されたりしても、素直に受け取れません。
自己肯定感が低いせいで「自分なんかが役に立てるわけがない」と思ってしまうんです。
また、役に立とうと無理をしすぎて、疲れてしまうこともよくあります。
自分のことを後回しにして、人の期待に応えることばかりを優先してしまうんです。
②他人と比べる
僕にとって、これが一番深刻な悩みです。
いつも誰かと比べて、「自分は劣っている」と落ち込んでしまいます。
もともと自信がないので、比べるたびに自分を責めてしまうんですよね。
さらに、「劣っている人が優れている人より目立つのは恥ずかしいことだ」という、よくわからない思い込みまで持っています。
他人と比べて劣等感を抱くだけでなく、「劣っていること自体が恥ずかしい」と感じてしまうんです。
その結果、どのコミュニティにいても、劣等感を感じていて、上手く自分を表現できません。
やりたいことや話したいことも、無意識に我慢してしまい、とても生きづらいんです。
③嫌われたくない
僕には、みんなから「嫌われたくない!」という気持ちがあります。
僕が考える「嫌われない行動」とは、「相手のことをよく考えること」です。
相手が今どんな気持ちで、何を求めているのかを読み取りながら、会話や接し方を工夫しています。
一番ラクなのは、自分の話をするよりも、相手の話を楽しそう聞くことです。
自分の話が「つまらない」と思われて嫌われるくらいなら、相手に合わせて楽しそうに話を聞いてあげるほうが、何倍も気がラクなんです。
このように相手のことを優先してしまうことで、自分の存在価値を見失ってしまいます。
「自己肯定感が低い」という特徴について、下記リンクの記事でより詳しくご紹介していますので、ぜひ読んでみてください。
2.共依存
ここでいう共依存とは、自分の幸せや価値を、他人との関係の中でしか感じられなくなってしまう状態のことです。
そして、ACはこの共依存の傾向が特に強く表れやすいと言われています。
ここでも、僕自身の実体験を3つご紹介します。
①自己犠牲
共依存の代表的な特徴といえば、「自己犠牲」です。
相手のために、自分を犠牲にしがちです。
自分が損したり苦しい思いをしたりしても、相手に喜んでもらうことを優先してしまうんです。
僕自身も、同僚の仕事を手伝うためによく残業をしていました。
疲れていて早く帰りたくても、困っている人がいるとどうしても無理してしまうんです。
そんな日が続いて、体調を崩してしまったこともあります。
②他人の気持ち優先
自分の気持ちを我慢して、相手に合わせてしまいます。
僕はこの特徴を、「友人関係の中」で感じることが多いです。
例えば、遊ぶ日や時間、行き先、人数など、すべて友達に合わせてしまいます。
自分の提案が友達の希望と合わなかったときの気まずさが、どうしても耐えられないんです。
また、自分のしたいことを友達に押し付けてしまうと、「次から遊んでくれないかもしれない」と思ってしまい、自分の意見を伝えられません。
その結果、自分が本当にやりたいことが何なのかすら、わからなくなってしまいます。
③顔色をうかがう
何をするにも、相手がどう思うかを気にして行動してしまいます。
僕は特に「断ること」がとても苦手です。
例えば、職場の飲み会。
大勢で飲み会をするのが苦手なので、本当は参加したくありません。
でも、「断ったら冷たい目で見られるかも」と思うと、どうしても断れないんです。
結局、みんなにどう思われるかが気になりすぎて、嫌なことでも我慢して行動してしまいます。
「共依存」の特徴について、下記リンクの記事でより詳しくご紹介していますので、ぜひ読んでみてください。
3.人間関係が難しい
ACの人は、他人への過度な警戒や期待が原因で、人間関係が難しいと感じやすい傾向があります。
ここでも、僕自身の実体験を3つご紹介します。
①距離感が難しい
自分にとって心地いい距離感が、いまだによくわかっていません。
「嫌われたくない」という気持ちから、どうしても相手に合わせた距離感になってしまうんです。
本当は距離を縮めたい人には遠慮してしまうし、逆に距離を置きたい人には断るのが苦手で、気づけば距離を縮められてしまっている。
そんなことが続くと、人間関係に悩み、さらに自己肯定感も下がってしまいます。
②警戒してしまう
「どうせ、いつか裏切られるんじゃないか」
「本当は僕のこと、嫌っているんじゃないか」
そんな思いが、いつも頭の中にあります。
もちろん、仲良くなりたい気持ちもあるんです。
でも、この不安が邪魔をして、なかなか一歩踏み出せないことが多いんです。
断られるのが怖くて、自分から距離を縮めるのが苦手になってしまっています。
③期待してしまう
「きっと、この人は僕を信頼してくれている」
「いつも遊びに誘ってくれるあの人は、僕のことを友達だと思ってくれているはず」
そんなふうに、過剰に期待してしまうこともあります。
表面では警戒しているのに、心のどこかでは「そうだったらいいな」と思っているんですよね。
その期待に反する行動をされると、ものすごく落ち込んでしまうんです。
そして、期待してしまった自分を責めて、また傷ついてしまうんですよね。
「人間関係が難しい」という特徴について、下記リンクの記事でより詳しくご紹介していますので、ぜひ読んでみてください。
第3章 まとめ
いかがだったでしょうか?
今回ご紹介した「生きづらさの原因」、共感できるものはあったでしょうか?
この記事であなたに伝えたいポイントを、以下にまとめてみました。
- 生きづらさの原因は、アダルトチルドレンかも!?
- 原因① 自己肯定感が低い
- 原因② 共依存
- 原因③ 人間関係が難しい
生きづらさを少しでも軽くするためには、まず「自分がどんなことで生きづらさを感じているか」をはっきりさせることが大切です。
感じ方は人それぞれです。
たとえば、「自己肯定感の低さ」を強く感じる人もいれば、「人間関係の難しさ」を強く感じる人もいます。
世の中にはいろいろな対策がありますが、それが自分にぴったり当てはまるとは限りません。
なぜなら、生きづらさの感じ方は一人ひとり違うからです。
自分の感じ方を知り、自分に合った対策方法を見つけることが、生きづらさを和らげる大きな一歩になります。
今回ご紹介した僕の実体験のように、自分がどんなときにつらいと感じたのか、具体的なシチュエーションを思い返してみるのがおすすめです。
少し手間に感じるかもしれませんが、それがきっと、自分と向き合うきっかけになるはずです。
最後まで読んでいただき、本当にありがとうございます。
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