「なんでこんなに自分に自信がないんだろう」
「なんで誰にも嫌われたくないって思うんだろう」
そんなふうに、自分の自己肯定感の低さに悩んでいませんか?
実は僕も、なんとも言えない生きづらさをずっと感じてきました。
周りと比べて落ち込んだり、褒められても素直に喜べなかったり…本当に苦しいですよね。
この状態を放っておくと、自分を認められないまま、職場や家庭でもストレスを抱え続けることになってしまいます。
この記事では、「自己肯定感が低くなる原因」と「僕自身のリアルな実体験」から、あなたの生きづらさの正体と、その向き合い方についてわかりやすくお伝えします。
きっとあなたの心が少し軽くなるヒントが見つかるはずです。
ぜひ、最後まで読んでみてね!
第1章 はじめに
まずは、ACについて簡単に解説します。
AC(アダルトチルドレン)とは、「機能不全家族のような環境で育ち、心に傷を抱えたまま大人になった人」を指す言葉です。
自己肯定感をうまく育めないため、大人になってからも自尊心が低く、人間関係で上手く自分を表現できなくなる傾向があります。
ACや機能不全家族について詳しく解説している記事もありますので、下記リンクから読んでみてくださいね!
ACの特徴のひとつに、「自己肯定感が低い」というものがあります。
「自己否定感が強い」と表現されることもあります。
これは、自分の考えや価値観を否定したり、「自分はダメな人だ」と感じてしまう状態のことです。
ACは、育ってきた過程環境の影響で、一般的に自己肯定感が低くなりやすい傾向があります。
まずは、自己肯定感が低くなる原因について、次の章で解説していきます。
さっそく一緒に見ていきましょう!
第2章 なぜ自己肯定感が低くなる?
自己肯定感が低くなる原因は、「機能不全家族」にあります。
この章では、3つの例をご紹介します。
1.親からの過度な否定
「どうしてできないの?」
「お前はダメだ」
このように、親から否定的な言葉を受けることで、自己肯定感が低くなります。
何度も否定されるうちに、「自分はダメなんだ」と信じ込んでしまうようになります。
また、否定されるのが怖くて、小さなミスや失敗を恐れるようになります。
その結果、自分を認めてあげられなくなり、自己肯定感が低くなります。
2.親からの過度なプレッシャー
「あなたならできるでしょ」
「完璧でいなさい」
このように、親から過度に期待されることで、自己肯定感が低くなります。
過度に期待されると、大きなプレッシャーを感じるようになり、失敗してはいけないという強い思いにとらわれてしまいます。
その結果、自分らしさを出すことが難しくなり、常に緊張した状態で過ごすようになります。
また、期待に応えられないと、「やっぱり自分はダメなんだ」と自分を責めてしまうこともあります。
その結果、自分で自分を否定するようになり、自己肯定感が低くなります。
3.親の無関心
・親に無視される
・親からの愛情を感じられない
このような環境で育つことで、自己肯定感が低くなります。
人は本来、親からの愛情を受けることで、自己肯定感を育んでいくものです。
しかし、自分の存在を認めてもらえず、愛情を感じることができないと、「自分には価値がないのかもしれない」と感じやすくなります。
その結果、自己評価がどんどん低くなり、自己肯定感も低くなってしまうのです。
第3章 自己肯定感が低いとどうなる?
この章では、自己肯定感が低いことで感じる生きづらさを、僕の実体験でご紹介します。
1.承認欲求強め
自己肯定感が低いと、周りから認めてほしいという気持ち(承認欲求)が強くなります。
そのため、ACは、人からの評価を気にする傾向があります。
しかし、いざ誰かに認められたり、褒められたりしても、素直に喜べないことが多いんです。
それは、子どもの頃に褒められた経験の少なさが大きな理由です。
また、自己評価が低いため、相手の言葉を素直に受け取ることができません。
「自分なんかが褒められるわけない」と思ってしまうんです。
実際に、僕自身も褒められると、「きっと気を使って優しい言葉をかけてくれてるだけだ」と感じることがよくあります。
2.できないことばっかり
僕にとって、これが一番深刻な悩みです。
何をするときでも、無意識に他人と比べて、自分を否定してしまいます。
たとえば、
「あの人よりタイピングが遅いから、自分はダメだ」
「あの人のほうがイケメンだから、自分はダメだ」
「あの人よりバスケが下手だから、自分はダメだ」
「あの人のほうが頭が良いから、自分はダメだ」
これ、本当に僕がいつも感じてることなんです!
しかも僕は、
「劣っている人が優れている人より目立つのは恥ずかしいことだ」
という、よくわからない思い込みまで持っています。
だから、他人と比べて劣等感を抱くだけでなく、「劣っていること自体が恥ずかしい」と感じてしまうんです。
最終的には、気軽に自分を表現することができなくなります。
もし、同じような苦しさを感じている方がいたら、ぜひTwitterのDMで教えてください!
仲間がいると、とても心強いので、本当に喜びます!!
3.嫌われたくない!
僕には、「嫌われるのが怖い」という気持ちがあります。
なんなら、みんなから好かれたいと思ってるくらいです(笑)
だから、常に嫌われないように行動することを心がけています。
僕が考える「嫌われない行動」とは、「相手のことをよく考えること」です。
相手が今どんな気持ちで、何を求めているのかを読み取りながら、会話や接し方を工夫しています。
一番ラクなのは、自分の話をするよりも、相手の話を楽しそう聞くことです。
自分の話が「つまらない」と思われるくらいなら、相手に合わせて楽しそうに話を聞いてあげるほうが、何倍も気がラクなんです。
第4章 まとめ
いかがだったでしょうか?
今回ご紹介したACの特徴、共感できるものはあったでしょうか?
この記事であなたに伝えたいポイントを、以下にまとめてみました。
- ACの人には、「自己肯定感が低い」という特徴がある
- 子どもの頃の家庭環境(機能不全家族)が原因
- 原因の例① 親からの過度な否定
- 原因の例② 親からの過度なプレッシャー
- 原因の例③ 親の無関心
- 自己肯定感の低さが、生きづらさにつながる
- 実体験① 素直に喜べない
- 実体験② 周りと比べてしまう
- 実体験③ 嫌われたくない
僕は、ACの特徴を知るまで、ずっと漠然とした生きづらさを感じていました。
「何が原因かわからないけど、なんだか苦しい」――そんな気持ちになることが何度もありました。
でも、ACという言葉に出会い、その特徴を知ったとき、少し気持ちが軽くなったんです。
「自分だけが悩んでるわけじゃなかったんだ」
「この生きづらさにはちゃんと理由があったんだ」
そう思えたことが、僕にとってはとても大きな救いでした。
もちろん、悩みの理由を知ったからといって、生きづらさが解消されるわけではありません。
でも、自分の悩みや感じていることに気づき、「ああ、自分はこういうときに苦しくなるんだな」と理解してあげることが、自分と向き合うための大切な一歩なんです。
まずは、自分がどんなときに生きづらさを感じているのか、一度振り返ってみてください。
今回紹介した僕の実体験も、もしかしたらそのヒントになるかもしれません。
自分を正しく理解することが、克服への第一歩ですよ。
最後まで読んでいただき、本当にありがとうございます。
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