HSPの「DOES」とは?4つの特徴と悩みを徹底解説!

「結局、HSPにはどんな特徴があるの?」
「よく聞く『DOES』って何?」

こんな疑問を持っていませんか?

私も同じように、自分の生きづらさの正体がわからずモヤモヤしていた時期がありました。
HSPとDOESの特徴を知ることで、自分を理解しやすくなり、少し気持ちが楽になりますよ。

しかし、なんとなく知っているだけでは、自分の悩みとの向き合い方がはっきりしません。
しっかりと特徴を理解し、自分の性格と照らし合う必要があります。

この記事では、HSPの気質を表す「DOES」とは何か、4つの特徴を実体験を交えながらわかりやすく解説します。
ぜひ、最後まで読んでみてくださいね!

第1章 はじめに

1.HSPとは

まずは、HSPについて簡単に解説します。
HSPとは、「Highly Sensitive Person(ハイリー・センシティブ・パーソン)」の略で、日本語では「とても敏感な人」「繊細な人」と訳されます。
ざっくり言えば、「感受性が高く、周囲の刺激に敏感に反応してしまう人」のことです。

HSPについて詳しく解説している記事もありますので、下記リンクから読んでみてくださいね!

2.「DOES」とは

DOES」とは、HSPの代表的な4つの特性の頭文字を取った言葉です。

  • 「D(Depth of processing)」:物事を深くじっくり考える
  • 「O(Overstimulation)」:過剰に刺激を受けやすい
  • 「E(Emotional responsiveness and Empathy)」:感情的な反応が強く、共感しやすい
  • 「S(Sensing the subtle)」:小さい変化や刺激に敏感

今回は、この4つの特性の解説と、僕が実際に感じている悩みをご紹介します。
この記事を通じて、「DOES」の理解が深まり、自分と向き合うきっかけになれば嬉しいです。
それでは、さっそく一緒に見ていきましょう!

第2章 4つの特徴

1.「D」:物事を深くじっくり考える

簡単に言うと、「考えすぎな気質」のことです。

例えば何かを決めるときに、「失敗したらどうしよう」、「この選択は本当に正しいのかな」と不安になり、なかなか決断できないことがあります。
決めるまでに時間がかかるため、行動に移すのも遅くなってしまうのが特徴です。

僕自身もよく、「優柔不断だね」と言われます。

特に苦手なのが服選びです。
買う服を決めるのにすごく時間がかかり、何度も悩んだあげく、結局買わずに帰ってしまうことも少なくありません。
試着しても「これだ!」と思える服に出会えず、他の人がどうしてあんなにスムーズに決められるのか、いつも不思議に思っています(笑)

この性格のせいで、服だけでなく買い物全般が苦手です。
買うものを選んでいると、頭の中であれこれ考えてしまい、とても疲れてしまいます。
そのため、最近は欲しいものはできるだけネットで買うようにしています。
家でゆっくり考えられるので、気持ちも楽になります。

2.「O」:過剰に刺激を受けやすい

簡単に言うと、「五感から受ける刺激に敏感な気質」のことです。
ここで言う五感の刺激とは、「匂い・光・味・音・気温」など、僕たちが普段感じている感覚のことを指します。

僕の場合、日常でこんな刺激を感じています。

  • 香水の匂いが苦手
  • 日差しが眩しくて目を開けてられない(サングラスを常備してます)
  • テレビやスマホの光で、目が疲れやすい
  • 辛味や渋みなどの刺激が強い食べ物が苦手
  • トマトの皮がはじける食感が苦手
  • 急に音が鳴るとびっくりする
  • 大きい音や怒鳴り声などが苦手
  • 寒くなると手がかじかんで痛くなる

「五感の刺激」について詳しく解説している記事がありますので、下記リンクからぜひ読んでみてください!

3.「E」:感情的な反応が強く、共感しやすい

簡単に言うと、「他人の気持ちを読み取る力が強く、すぐに共感してしまう気質」のことです。

表情やしぐさ、声のトーンなどから、相手の感情を無意識に読み取ろうとしてしまうのが特徴です。
特に「怒り」や「悲しみ」などのネガティブな感情には敏感に反応してしまいます。

たとえば…

  • ため息をつく
  • 無口になる
  • 声のトーンが低くなる

こうした変化にすぐ気づき、「もしかして機嫌が悪いのかな」と気になってしまいます。

さらに、想像が膨らみすぎると「相手が不機嫌なのは自分のせいかもしれない」と考えてしまうことも。
いわゆる被害妄想のような状態です。

一度「自分のせいかも」と思い始めると、他のことが手につかなくなり、仕事も集中できません。
ほとんどの場合はただの勘違いなんですけどね…。

僕の場合、大きな音を立てる人がとても苦手です。
物音が大きいと、「怒っているのかもしれない」と警戒してしまいます。
そして考え始めると止まりません。
「もしかして、僕が怒らせるようなことをしたのかも」とひたすら考えてしまうんです。

職場でも、大きな音が鳴るたびにソワソワして、仕事が手につかなくなることがよくありました。
原因がわかるまで、そのことで頭がいっぱいになってしまうんです。
気にしないようにしようと思っても、無意識に考えてしまうので、自分ではどうしようもない…そんな感覚です。

4.「S」:小さい変化や刺激に敏感

空気感の違いや、人の体調の変化に気づきやすいのが特徴です。
他の人が気づかないような些細な変化にも気づいてしまうため、知らず知らずのうちに疲れが溜まっています。

僕自身は、静かな会議がとても苦手です。
周りが静かだと、小さな音や誰かのちょっとした動きが気になってしまい、どうしても集中できません。
逆に、少しざわざわしている方が些細な変化が気にならず、落ち着いて会議に参加できるんです。

第3章 まとめ

いかがだったでしょうか?
今回ご紹介した「DOES」の特徴と僕の実体験、共感できるものはあったでしょうか?

この記事であなたに伝えたいポイントを、以下にまとめてみました。

  • HSPには「DOES」と呼ばれる、4つの代表的な特徴がある
  • 「D」:考えすぎてしまい、決断や行動が遅くなる
  • 「O」:五感から受ける刺激に敏感
  • 「E」:仕草や表情から、相手の感情を読み取ろうとする
  • 「S」:人が気づかないような些細な変化に気づく

4つの特徴すべてに当てはまる人もいれば、一部だけ当てはまる人もいると思います。
ただし、これらにすべて当てはまったからといって、必ずHSPと診断できるわけではありません。

大切なのは、「どの特徴に強く共感したか」「それにどう向き合っていくか」を考えることです。
同じような悩みを持っている人は意外とたくさんいます。
あなたは一人だけではありません。

また、刺激の感じ方も人それぞれです。
少し気になる程度の人もいれば、生活に支障をきたすほど苦しいと感じる人もいます。
感じ方に合わせて対策の方法も変わってくるはずです。

まずは自分の気質を正しく理解することが、生きづらさを軽減する第一歩です。
少しでも楽に過ごせるようになれば、と僕も願っています。

もし対策や向き合い方で悩んでいることがあれば、コメントやX(旧Twitter)のリプライで気軽に教えてください。
あなたの悩みを共有して、一緒に解決策を考えていきましょう。
自分の生きづらさの正体を見つけ、少しずつストレスの少ない毎日を目指していけたら嬉しいです。

最後まで読んでいただき、本当にありがとうございます。
この記事を読んで感じたことやご意見があれば、ぜひお気軽にコメントで教えてくださいね!
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あなたのリアクションを楽しみにしております。

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